ハンモック試作品完成【豊田合成様Re-Sとのコラボ】

SDGsの取組みの一環にて廃材になる予定だった材料より試作品としてハンモックスタンドを製作いたしました。
前回の記事はこちらです 。

こちらの活動の一環で豊田合成(Re-S)様とコラボの製品を作ることになり、先日Re-S様より試作品が届きました、あくまで一品物ではありますがプロトタイプという立ち位置で製作しております。

製品はこちらになります
全体にはエアバッグ生地が使われており、補強材とアクセントにシートベルトが使用されています。
ロープを通す部分には間伐材(豊田合成様と森づくり協定を締結している岐阜県美濃加茂市の里山の間伐材)を使用、ロープ自体は市販品になります。

またロープ抜け対策のために間伐材の裏側ロープのループ部に平成工業で発生した端材のパイプを使用しております。ほぼ工業製品で出来たハンモックということで面白い取り組みができたかなと思っております。

シートベルトはやはり体を守るものだけあって妙な安心感があります。
ハンモック布はちょうどバッテンのところにお尻を載せるようにすると安全に乗れるという目安にもなりました。

豊田合成担当者様と弊社社員も試乗しました（筆者ももちろん乗りました）
フレームになかなかのしなりがあるのでもう少し太いパイプかまたはハンモックの連結部分のパイプを長くするなどの対策が必要かなという話もでましたので。再度ブラッシュアップする必要がありそうです。

またロープや連結部分に関しても現状は市販品で代用をしているので、こちらも製作する必要がでてきそうです。

現在こちらのハンモックは豊田合成様にお預けしております、今月のどこかで平成工業に返ってくるそうです。
そしてもう一基製作し双方で一台ずつ保有していくことになっております。

製品化に向けては全くの未定ですが、SDGsを通じてこういった製品にトライできたことは大きな一歩なのかなと思っております。
今回お話に乗っていただいた豊田合成 SDGs関連商品室やRe-sの皆様、本当にありがとうございました。

豊田合成エコブランド「Re-S」のページはこちらです
https://www.toyoda-gosei.co.jp/seihin/re-s/

同じような内容になりますがEMIDASの方も併せて更新をしております

ハンモックスタンド(φ20) 及び ハンモック布の試作について②

https://www.nc-net.or.jp/company/98857/product/detail/211563