武蔵精密工業株式会社様を訪問しました
2024年9月13日(金曜)に企業見学企画にて豊橋市にある武蔵精密工業様を見学してまいりました。
弊社とは直接のつながりはないのですがSNSや交流会を通して仲良くさせていただき
今回工場見学をさせていただけるということでお邪魔をいたしました、工場内の撮影は不可でしたのでショールームを中心にお届けいたします。
武蔵精密工業様はHONDA系のサスペンションやトランスミッションの足回り、二輪系の製品などを主軸に多様なものを製造されております。かなり多岐にわたっているので細かく言及するのは難しく省かせていただきますが、鋳造~成形~組付けや検査などまで一環して生産するこができる設備、規模を誇っておられます。
こちらから事業内容をご確認いただくのが早いかと思います→ 武蔵精密工業事業内容
ショールームを見ていきましょう
こちらはエントランスとショールームを兼ねたスペースです、こういった施設が用意できるだけで素晴らしいなと思わされます
この辺りの製品を作っていますというのが、現品としてわかるようになっております。
これだけでバイクとして成り立つ二輪車の機構
などなど、そしてなかでも気になったのがこちら
ハイブリッドスーパーキャパシタ
ざっくりいうと、バッテリーのすごいやつ。といった感じ。
とはいえリチウムイオン電池のように発火、爆発の心配がなく寿命や耐久性も高いという利点があります。
社内にある蓄電施設にも利用されており、一帯が大規模な災害で停電した際にでも数日分の電気を蓄えることができているそうです。
車製品だけでなく
自社内で使う自走式のロボットも製作しており、技術力の高さに圧倒されておりました(パイプくんフィギュアを乗せていただきました)
極めつけはAI外観検査装置。AIを使った検査装置の製作ですね
すでにトヨタ自動車本社工場のトランスミッションギヤの生産ラインに実装されています。
製品の検査をAIが行ってくれます、正誤は上(切れております)のモニターで確認できるようになっています。
こちらもAIを使って開発する部門があり何台も出荷待ちの機械が置いてありました、開発チームには各国の精鋭といった外国の方々も所属されているそう。
検査の手間が大幅に省かれるというのは省人化に悩むいま重要なところですね…
本当にお忙しいところご対応いただき、ありがとうございました。
なかなか一貫生産をしている大きな工場を見る機会というのは少ないので非常にためになりました。
武蔵精密工業株式会社様のHPはこちら
最近始められたという事業、肝臓をサポート!の鋼の肝臓 KreTAのサイトはこちら